コンカッション

ついにコンカッションが日本で公開になります。
脳振盪後のケアではオステオパシー多くの効果的な報告がされています。
米国での少年サッカーでのヘディングの規制やラグビーでの脳振盪への対応など、頭部への衝撃に関して注目されているので是非とも見ておきたい映画です。

第2回OSCAオステオパシースポーツケア国際セミナー

第2回OSCAオステオパパシースポーツケア国際セミナー開催のお知らせです
日時12月16日~18日の3日間
昨年に引き続きシメオン・ミルトン先生の講義となります。
今年のリオオリンピックでもメディカルサービスで活躍されました。

講義項目
1、エリートサッカー選手に起こりやすい怪我とその対応
2、ランニングアスリートの怪我とその対応
3、最新ウォームアップとクールダウン方法。様々な競技アスリートの為のストレッチ技術
4、エリート選手における、脊椎接合部の重要性と治療法(腰仙部、胸腰部、頸胸部、後頭環椎)
5、ポリクリニック機能を利用したリハビリや疼痛マネージメント(電気治療、レーザー、Games Ready、クライオセラピー、鍼治療)の目的や機能と使用タイミング。各治療方法における判断基準

実技項目
1、ミルトン氏による長年のアスリート施術経験による、重要な関節と筋肉の治療法(グロインペイン、恥骨関節、腸腰筋等を含む)
2、便利な検査方法から、HVLAテクニック と METを使った治療テクニック
3, 役立つストレッチテクニック(上肢、下肢、胸部、骨盤)
4、ポリクニック現場で行なう、五輪選手に対するオステオパシー検査方法 (限られた時間内での検査方法)

セミナー申込書PDF

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リオでのボランティア

こんにちは。
今回は現地での日程について、大まかな流れをお伝えしようと思います。
我々日本人オステオパスチームは、9月3日に日本を発って9月4日にリオに到着し、職場となる選手村のすぐ近くのコンドミニアムへタクシーにて移動しました。ポルトガル語が分からないのと、流しのタクシーは危険と聞いていたので、タクシーを見つけて宿泊場所まで移動するのも一苦労です。
翌日5日は午前中にユニフォームの受け取りのため、旧市街にある施設まで1時間半かけて移動。平日のラッシュアワーは交通渋滞で大変です。
ユニフォームはシャツが3着、パンツ2着、ベルト1本、ソックス3足、靴1足、帽子1着、ジャケット1着、レインコート1着。他にかばんとドリンクのボトル、ポケットガイドと結構な量の支給品を受け取りました。
午後は職場の下見のため、早速ユニフォームに着替えて選手村のクリニックへ。オステオパシーチームのリーダーであるブラジル人のジャクソン先生と会いクリニックを案内してもらい、業務の流れについても教えていただきました。
6日から18日までがクリニックでの勤務でした。基本的には、6:30?15:00の午前中シフトが平塚先生、14:30?23:00の午後シフトが私となりました。
シフトの始めと終わりにチーム全体でのブリーフィングがあり、新メンバーの紹介やその日の注意事項の共有が行われます。午前中の始めはその日の準備、午後の終わりは片付けなども当然あります。
11日(日)は休みを取れたので、夜はジャクソン先生と共に3名で食事をしました。定番のブラジル料理をいただきましたが、選手村のものよりも遥かに美味しかったです。食事の席ではブラジルでのオステオパシーの状況、この大会でのオステオパスの導入までの道のりがいかに難しいものだったかなど、4年後の東京大会を目指す上で貴重な体験談を聞くことができました。
最終日の18日は閉会式があるため午前中のみでクリニックは営業を終了し、メディカルチームでの簡単な打ち上げの後は早速機材の片付けを行い、午後2時頃には業務完了となりました。
その後は勤務開始後初めて二人揃っての空き時間ができたので、選手村のチケットショップでチケットを入手し、マラカナン・スタジアムで行われる閉会式に行きました。選手村からだとバス、タクシーを乗り継いで1時間以上かかります。途中少し雨に降られましたが、閉会式は良かったです。日本のプレゼンテーションも会場の雰囲気ががらりと変わり、日本の特徴づけたいイメージがよく出ていました。
実は最初の予定では20日までの勤務だったのですが、クリニックの営業期間が短くなってしまい、19日、20日は休みとなりました。お土産を買ったり、街中に出てみたりもしましたが、主には帰国後に向け仕事をして過ごしました。
移動も含めると約3週間の長いボランティア活動でしたが、終わってみるとあっという間に感じます。
次回以降は肝心の職場での詳しい内容をお話ししていきますので、お楽しみに。
(文:佐藤 鉄也)

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報道機関向け帰国報告会のお知らせ

パラリンピックのメディカルサービスに参加していたオステオパス2名が明日23日に帰国します。
帰国の報告会を報道機関向けに開催いたしますので是非ご取材下さいますようお願い致します。

日 時: 平成28年9月28日(水)17時?18時(受付開始16時30分)
場 所: 日本オステオパシー学会 東京都杉並区西荻窪南 2-26-2 ワイズビル 1F

取材申込書PDF

パラリンピック・ボランティアの勤務表と航空券、宿泊場所について

OSCA-J副代表の平塚佳輝です。

6月の終わり頃に最初の選手村の総合診療所の勤務表が届きましたが、9/7?9/2の間で4日も休みがあったため、短縮して休みを少なくするか、期間は同じでも良いので休みを無くすようにお願いをしました。期間だけ短くするように申請すると、選考から落とされるような話を電話サポートでされたので、そのように申請しました。
しかし8月の中旬になっても返事が来ず、Rio2016のボランティア・ポータルサイトでも、自動的に「了承しました」と表示されており、仕方なくその勤務表に合わせ、丁度航空券も一番安いものが出たので購入しました。
一時はエコノミーでさえ50万を超えていた時期もありましたので、14万位で往復チケットを取れたことは幸いでした。
が、その翌日の8/18に新しい勤務表が送られてきて、9/7からの勤務が8/28に前倒しにされ、航空券を買った旨と、日程を説明し、再検討してもらいましたが、次に出発日からの勤務になり、同じことをまた説明してやっと9/6?9/20の勤務が決定しました。
結局その勤務表がわかるまで宿泊場所の検討もできず、最終的に宿泊場所が決まったのが現地到着の5日前でした。
その時期にオファーされた医療関係者も多く、急すぎて来られなかった方もいたようです。それが原因で一時的に人員不足なったりしていましたが、最終的には問題も起こさず、良い結果を出すことができました。
宿泊場所については現地の治安が非常に懸念されましたので、入念に調べ、Airbnb(民泊サイト)に登録して検索したところ、リーズナブルな金額でのマンションの1室が選手村近くで見つかり、徒歩数分の所で勤務することができました。Rioではホテルでも強盗にあった報告が外務省のサイトでありましたので、守衛のいるマンションの方が安全性が高いのも魅力でした。
実際現地に着いてみると、選手村周りには軍隊がショットガンや軽機関銃を武装して警備していて、マンションのすぐ前に警察の検問があり、また選手村の中も武装した警官・軍隊が警備していました。(写真は選手村内)
恐らくリオで一番安全な場所だったと思います。
少し観光も出来ましたが、幸いなことに、怖い目には一度も合いませんでした。

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リオ・パラリンピック大会での業務を終えて

こんにちは。OSCAJ会員の佐藤鉄也です。

リオ・パラリンピック大会でのオステオパスとしての活動は、9月18日(日)のパラリンピック大会終了をもって無事完了いたしました。
9月6日より勤務を開始し12日間、世界中から集まったトップクラスのアスリートやコーチ、また医療スペシャリスト達と過ごせた日々は、まさに夢のような時間でした。
また日本人のオステオパスとしてこの場にいることがいかに貴重な事なのか、身にしみて感じる日々でもありました。
リオ大会に参加できるための道を共に切り開いてきたOSCAJのメンバー達、惜しみなく情熱的に指導してくださったイギリスのシメオン先生、この活動を経済的な面から支援してくれた日本のオステオパスの先生方、またご協力いただいた競技関係の方々には、感謝の想いでいっぱいです。
本当は期間中に毎日でもご報告したかったのですが、ボランティアがSNSなどの公けな場で情報を公開することには規制があり、特に大会期間中は内部情報は一切出せなかったため、お伝えすることができませんでした。
パラリンピック大会も終了しましたので、期間中に経験したことを、一緒に活動された平塚佳輝先生と一緒にレポートしていこうと思います。
この場に掲載できる内容は限られてしまいますので、詳細な内容やエピソードなどは別途設ける報告会でお話できたらとも考えております。
報告会の日程は未定ですが、詳細が決まりましたらご連絡いたしますので、ご都合がつきましたらそちらにもご参加いただけると嬉しい限りです。

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COPS新しいチーム医療

リオパラリンピックが始まりました
OSCAJの二人もメディカルサービスで頑張っているようです。
当然多国籍の選手が訪れるので言葉の通じない選手へのコミュニケーション能力も必要とされます。

ロンドンから始まったCOPSでのチーム医療、カイロプラクティック・オステオパシー・理学療法・スポーツマッサージの世界共通4部門でのチーム医療は各々の得意分野を活かした新しい試みです。

現在おそらくオリンピック・パラリンピックだけで行われているこのCOPSのチーム医療、体験できるのも参加選手だけですのでぜひともポリクリニックを訪れていただきたいと思います。

グローインペイン

昨日は日本に旅行に来ていたリントンボン先生にJCO学生に特別講義をしてもらいました。
マンチェスター・シティのケアをしていた実績もあるのでテーマはグローインペイン!

2020東京に向けてOSCAJを設立前から応援してくれていて、SPORTS INJURIESの書籍も寄贈していただき、OSCAJから2名パラリンピックのメディカルサービスに参加することをとても喜んで頂きました。

2年前の来日時に話した、2020東京向けた活動やリオも狙っていくことが実現している事も報告できました。

レアケースなギルモアグレインのチェック方法や股関節インピンジに対するHVTなども指導頂きあらたな知識を得ることができました。
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OSCAJプレスリリース2号

パラリンピックでも手技療法を継続

国際医療チームが引き続き治療提供へ

オステオパシー部門に日本人初選出

 

国際パラリンピック委員会(IPC)は、リオ五輪に続き、選手村総合病院で『COPS形式』を採用する。COPSは、カイロプラクティック、オステオパシー、理学療法、スポーツマッサージの頭文字から由来。国際オリンピック委員会(IOC)でも世界基準の選手が求める医療とする再採用が世界から注目されている。近年の世界大会の治療チームにおいて、この黒子役は必要不可欠である。COPS形式採用の理由に、経済的理由から脆弱な自国の医療チームしか持たない選手への貢献が挙げられる。2012年ロンドン五輪・パラリンピックにおいて、初の複合理学療法サービスが実現された。その際、COPS は得意分野を活かした治療をそれぞれが分担したことで優れた医療提供を可能とした。その治療を受けた選手の中には、金メダル獲得で自国のヒーローになった人物も存在したのである。オステオパシーは現在注目されている手技療法の一種で、欧米諸国では医療資格として認可されている。一見他の療法と似ているが、一番の醍醐味は、解剖生理学に沿って根本治療を目指すところ。特徴的な哲学と原則に基づいた療法で、その治療により、身体が本来持つ機能性を取り戻し自己回復を促す。また他の医療と組み合わせても副作用は稀で、スポーツ選手はもとより万人への効果が期待出来る。今日の国内法に従うと、民間療法とされる手技療法の医療チーム参入は、懐疑的かもしれない。それでも、IOC・IPC選手からの要望により2020年度も継続採用される可能性がある。現在、五輪・パラリンピック開催中のブラジルでも政府は職業としては認めているが民間療法の位置付である。しかし今回もCOPS形式が採用され、数十名のオステオパスが参加している。パラリンピック医療チームでは初の日本人オステオパス2名が選出され、その活躍が期待されている。関係者によると、8月初めに東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の役員が、現地視察に入った。五輪選手村総合病院では、医療チームの声をヒアリングしたという。そこで、従来の日本方式に当てはまらない世界基準の医療形態を目にしたに違いない。4年後の東京で、世界基準の医療提供で選手を満足させるおもてなしは出来るのか。東京五輪・パラリンピック組織委員会と日本政府がフルコースを提供出来るかで采配が決まるだろう。

問い合わせ先:日本オステオパシースポーツケア協会 所在地:167-0053東京都杉並区
西荻南2-26-2ワイズビル1F  ホームページ:oscaj.org/wp/
協会代表、兼取材者対応担当者:小嶋 智 メールアドレス:support@oscaj.org
電話:03-5344-9095

スカイプ会議

リオからロンドンに帰宅したシメオン先生とスカイプ会議をしました。
リオでのCOPSの評価や各セクションの人数、施術の人数やオステオパシーにやってくる選手の要望など貴重な情報でした。

通常2名体制でオステオパスは配属になるのにシメオン先生は一人で12時間近くぶっ続け働いてたとか、昼休み1時間しか無いのに選手村の食事の待ち時間が1時間で食べられないこともとか。

やはり疲れた感じではありましたが、12月のセミナーの内容などの話し合いも出来ました。

ちょこっと働いていなくなるようなボランティアもいる中、大会前から大会終わりまで通しで休みなく毎日働いたことは、必要とされている事と信頼の証拠だと思います。

お疲れ様でした。

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