脳振盪の分析とオステオパシー手技療法
アメリカンオステオパシー協会ジャーナル 2016年3月号より
長期脳振盪後遺症の症状発症のメカニズムとして、脳内での炎症反応及び活性酸素種の生成が提案されています。オステオパシー手技(OMT)は、※グリンパ系(glymphatic system)の流れを改善させることにより、炎症を軽減することができます。
吐き気、めまい、耳鳴りなどの症状を持つ患者に対して25分のOMTを施しました。
セッションの後、症状は軽減し、感覚組織テスト(the Sensory Organization Test)のスコアが6ポイント改善しました。
OMTは、脳振盪の管理に不可欠で、費用対効果の高いツールとして調査する必要かあります。
※これまでにもネダーガード博士によって、「Glymphaticシステム」という脳細胞から老廃物が排出されるメカニズムが発見されていましたが、今回の研究は、このGlymphaticシステムの応用研究として実施されました。Glymphaticシステムは、脳細胞内に脳脊髄液(CSF)が流入することで、トキシンなどのタンパク質が洗い流され排出されるというもの。
http://gigazine.net/…/20131018-sleeping-clean-brain-wa…/より参照
http://jaoa.org/article.aspx?articleid=2498831#.V4gXMWoihHs.facebook