国際セミナー

第3回OSCA オステオパシースポーツケア国際セミナー
OSCA:THE OSTEOPATHIC SPORTS CARE ASSOCIATION UK
講師 : David Millard – MSc, BSc (Ost), BEd (Hons),
PG Dip Sports Injuries
通訳: 平塚佳輝・細田裕二
2017 年 12 月 8 日(金)~ 10日(日)3 日間
◇会 場◇JCO 教室1F 東京都杉並区西荻南 2-26-2 ワイズビル 1F


今年のセミナーは内容
Day1
・オリンピック選手を治療する際に何か違いはあるのか?
・オステオパシースポーツ医学とは何か?
・アスリートを治療する際のオステオパシーアプローチ
・アスリートを治療する際のオステオパシーアプローチ(ワークショップ)

Day2
・なぜ運動連鎖の原理が重要とされるのか (ワークショップを含む)
・オステオパシーはどのように、ランナーを助けることが可能か? (ワークショップを含む)
・オステオパシーはどのように、チームスポーツに役立つことが出来るのか? (ワークショップを含む)
・オステオパシーはどのように、ラケットを使うアスリートに対して役立つことが出来るか? (ワークショップを含む)

Day3
・パラリンピック選手を治療する際のオステオパシーアプローチ
・パラリンピックアスリートにおけるオステオパシーマネージメント(ワークショップを含む)
・チーム医療の中でオステオパスとして働くとはどんなものなのか
・まとめ

講師:David Millard – MSc, BSc (Ost), BEd (Hons), PG Dip Sports Injuries
デービッドは、1994年に英国のBritish School of Osteopathyを卒業した、英国のスポーツケアにおける主要なオステオパスの一人です。彼は、オリンピック選手、プレミアシップサッカー選手、プロラグビー選手、エリートテニス選手、プロゴルファー、プロのダンサーなど、男女ともにエリートスポーツマンの治療経験が15年以上あります。

以前はシドニーとアテネのGBパラリンピックチームのオステオパス、ロンドンのスコットランドラグビークラブのチーフメディカルオフィサー、トッテナム・ホットスパーFC、ワトフォードFC、イングランドクリケットチームのオステオパスコンサルタントを、現在はウィンブルドンテニス選手権でオステオパスのコンサルタントを務めています。

1999年以降は、BUPA Wellness Musculoskeletal Medicineの英国リードオステオパスとして、スポーツおよび整形外科医学における主要な専門家や、慢性的な背部、頸部の痛み、および職業性障害を含む複雑な筋骨格症例を頻繁に管理する経験豊富な理学療法士、足治療医とともに働いています。スポーツ傷害でMSc修士号を取得した後は、オステオパシースポーツ医学において広く講演しており、Osteopathic Sports Care Associationの創設に関わった代表格の一人です。

ロンドンスコットランド出身の元プロラグビー選手で、1993年、マレーフィールド開幕の第7回ワールドカップで、「スコットランド代表」のキャプテンでした。

2000年のシドニー大会、そして2004年のアテネ大会における英国パラリンピック代表に同行。そして2012年ロンドン大会では、メディカルチームのオステオパスとしても活躍しています。オステオパシースポーツケアにおける彼のひたむきで献身的な活動は、アカデミー教育とスポーツの領域までに及び、その功労が認められ、英国オステオパシースポーツケア協会から特別会員証を受賞しています。

第2回OSCAオステオパパシースポーツケア国際セミナー
日時12月16日~18日の3日間
昨年に引き続きシメオン・ミルトン先生の講義となります。
今年のリオオリンピックでもメディカルサービスで活躍されました。

講義項目
1、エリートサッカー選手に起こりやすい怪我とその対応
2、ランニングアスリートの怪我とその対応
3、最新ウォームアップとクールダウン方法。様々な競技アスリートの為のストレッチ技術
4、エリート選手における、脊椎接合部の重要性と治療法(腰仙部、胸腰部、頸胸部、後頭環椎)
5、ポリクリニック機能を利用したリハビリや疼痛マネージメント(電気治療、レーザー、Games Ready、クライオセラピー、鍼治療)の目的や機能と使用タイミング。各治療方法における判断基準

実技項目
1、ミルトン氏による長年のアスリート施術経験による、重要な関節と筋肉の治療法(グロインペイン、恥骨関節、腸腰筋等を含む)
2、便利な検査方法から、HVLAテクニック と METを使った治療テクニック
3, 役立つストレッチテクニック(上肢、下肢、胸部、骨盤)
4、ポリクニック現場で行なう、五輪選手に対するオステオパシー検査方法 (限られた時間内での検査方法

 

10991434_771802406208367_4976689107221826636_oロンドンオリンピックでの中央メディカルチーム参加のオステオパスチームでのヘッドであったSimeon Milton氏をOSCAより派遣してもらいオステオパシースポーツケアセミナーを開催致します。
2015~2019年まで毎年開催の5回シリーズ(場合によっては2020年東京五輪後に総括として6回目が開催される可能性あり)
OSCA http://www.osca.org.uk/イギリスではオステオパシースポーツケアはすでに発展していて確立された分野です。第一回目のオステオパシースポーツケアセミナーで来日する講師のシメオン・ミルトン氏の紹介です。

image1シメオンは、(英国の首都)ロンドンにあるBritish College of Naturopathy and Osteopathy(ブリティシュカレッジオブナチュロパシー&オステオパシー、現在のBritish College of Osteopathic Medicine, BCOM)を1993年に卒業後、個人診療所にて勤務してきました。彼は、国際レベルで活躍する英国のラグビーチーム、そして州レベルで闘うクリケットチームをサポートしてきました。また、ヨーロピアンPGAゴルフトーナメントの舞台においても、シメオンはオステオパスとしてサポートもしてきました。2012年のロンドンオリンピックとパラリンピックのメディカルチームでは、オステオパシー部門の臨床リーダーとしても活躍しました。
教育指導者としては、4年制大学(学士)レベルでのオステオパシースポーツケアとピッチサイド(つまりスポーツ現場)発生する外傷の治療について教鞭を取ってきました。最近では、英国王立医学協会で、2012年ロンドン五輪大会におけるオステオパスの役割の詳細について解説しました。

スポーツチーム内において、シメオンはオステオパシー原則に基づきオステオパシー治療を国際レベルのラグビー選手、オリンピックとパラリンピック選手を相手に治療に向き合ってきました。2015年の6月には、(アゼルバイジャンの首都)バクーで開催された第1回ヨーロッパ競技大会でも、オステオパスとして貢献しました。
シメオンは、スポーツ競技におけるオステオパシーの貢献に、本人の熱心かつ献身的な活動が認められて、2013年7月にはOSCA特別研究員資格を受けました。

第1回OSCAオステオパパシースポーツケア国際セミナー
この(記念すべき第1回目の)3日間セミナーで実際に教鞭をとるのは、2012ロンドンオリンピック、パラリンピック大会で活躍したオステオパス臨床リーダーです。(世界の舞台で闘うアスリートのために、)オステオパスが実際どのように、最高規準のスポーツケアを提供しているのかを(座学、実技の両面から)詳しく探求していきます。
またこのセミナーでは、(世界規模で)複数競技が行なわれる主要のスポーツ競技大会において、さまざまな医療専門分野が連携しながら働くチーム内で、オステオパスがどのような役割を持っているのかについても説明されます。そして、(そのアスリートに対して)最良の治療プランとスクリーニング検査の手順についても、(セミナー参加者と一緒に)検査、分析を行ないます。

講師:シメオン・ミルトン
通訳:平塚佳輝・細田裕二
日時:
11月21日 9:30 ~ 18:00 (受付9:00~)
11月22日 9:00 ~ 18:00(セミナー終了後懇親会予定)
11月23日?9:00 ~ 18:00 (17:00~ディスカッション)
MROJポイント44時間
会場:JCO教室1F
東京都杉並区西荻南2-26-2 ワイズビル1F
定員:20名
参加費:OSCAJ会員・JOA会員・JCO在学生 ¥64800
JOF会員                 ¥75600
一般         ¥97200 (医療資格保持者・医療系専門学校学生・JCO卒業生)
MROJ割引設定無し

現在予定されている第一回目の講義内容詳細

DAY1
スポーツオステオパシーのイントロダクション
オリンピック・パラリンピックゲームでのオステオパシー複合メディカルチームでどこにオステオパシーが組み込まれるか。
BAKU2015European Gamesでのオステオパスの活躍

DAY2
パラリンピック競技者を施術する際の特殊な配慮。
ピッチサイドケア
スポーツでの特殊な障害と特定関節障害へのアプローチ

DAY3
前十字靭帯損傷のスクリーニング
脳振盪への対応
今トレンドにある内容がプラスされる可能性があります。

座学・実技・何らかの主題に基づいた短いセッション・質疑応答での構成を予定しています。

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